中学受験について、知識ゼロだった私が、読んでみて、価値を感じた本のご紹介。
意外と長くなってしまい、まさかの2回に分かれることとなりました。
ちなみに、前回の記事はこちら↓
原因は、「迷信」の多さです。(笑)
ではでは、早速、後半の「迷信」への勝手な意見を述べていきます!
(仕事のストレスもあり、やや辛口かもしれませんが、お許しを!)
まずは、残りの「迷信」を一気に行きます!!
・迷信11:塾に通わないと合格できない
・迷信12:低学年から塾に入らないと遅れをとる
・迷信13:塾の宿題は全部こなさないと合格できない
・迷信14:子どもと相性のいい塾はどこかにある
・迷信15:志望校は模試の偏差値で決める
・迷信16:偏差値が高い学校ほど”いい学校”だ
・迷信17:我が子にベストな学校がどこかにある
・迷信18:これからの学校の使命はグローバル人材の育成だ
・迷信19:男女共同参画社会では男女共学校が当たり前だ
・迷信20:文化祭や体育祭で実際の生徒たちの様子がわかる
・迷信21:共働きの親ははっきり言って不利である
・迷信22:小学生の算数くらい、親が見られるでしょう
・迷信23:カンニングしている我が子は「ダメな子」だ
・迷信24:中学受験が教育虐待の原因になっている
・迷信25:イクメンは中学受験でも活躍する
・迷信26:きっとどこかに子どものやる気スイッチがある
後半の16コの迷信の中で、違和感を思えたのは、3つでした。
ただ、それぞれの迷信ごとお二人の解説を読むと、それなりに納得感もあるのですが。。
では、ひとつひとつ見ていきます。
・迷信11:塾に通わないと合格できない
そりゃ、塾に通わないと合格できないでしょ~
塾並みの指導ができる親なんて、どこにいるのよ。(能力的にも、時間的にも)
子どもも、親から教えられても、反抗したりしますしね。
現実には絶対といっていいくらい、あり得ません!
ただ、安浪先生の言っているのは、「塾に通わなくても、家庭教師を活用することで、合格できる」ということでした。
まあ、それはあり得るけど、やや屁理屈に感じるのは、私だけ?(笑)
塾並みに家庭教師を頼んだら、コストがどのくらいかかるのでしょう?
一握りのお金持ちにしか通用しない理論と勝手に認定致します!
(安浪先生が家庭教師であるのも影響してますよね。)
・迷信15:志望校は模試の偏差値で決める
偏差値は、かなり大きな決定要因にならざるを得ないでしょ。
ただ、「模試の偏差値のみで決める」というのは、迷信でしょうが、今時こんな方はほぼいないと想像します。
ここでの安浪先生は、そもそもの偏差値の意味について、説明しています。
首都圏模試とサピックスの模試では、同じ中学の偏差値が20も違うとか。
中学受験と高校受験の偏差値50は違うとか。
こんな初歩的なことは、ド素人の私でも理解していますので、なんか的外れに思えました。
あと、志望校の決定は、模試の偏差値より、過去問の出来で判断しろとのこと。
もちろん、「過去問との相性は考慮すべき」とは思いますが、ここまで言い切れるのかなあ。
私の尊敬するAkira先生は、過去問より偏差値重視派で、私もこちらの意見に近いんですよね。
まあ、この辺は考え方の違いって感じですね。(←雑にまとめた)
・迷信21:共働きの親ははっきり言って不利である
これは、不利な点が多いですよね。
我が家の👩は、フルタイムではないですが、仕事しています。
なので、私が単身赴任の期間、👧の塾のお弁当や送り迎えなど、本当に大変そうでした。
もし、フルタイムで働いていたら、ほとんど支援ができなくなるんじゃないでしょうか?
学校から帰ってきてからも、親は家におらず、子ども任せになるので、余程自立していないと、ダラダラすごしちゃったりしますよね。(まだ子供だから仕方ないですよね)
「専業主婦・主夫のご家庭、共働きのご家庭それぞれに事情があり、どちらが有利・不利というのはありません」って、一般論言われてもね・・・
私の意見としては、「共働きだと不利な点は多いが、それだけでは決まらない」って感じです。
以上が、「迷信」への勝手な意見でした~
合計してみると、おおたさんの「迷信」には、賛同11・違和感2、安浪さんの「迷信」には、賛同9・違和感4という結果でした。
安浪さん、ド素人が、エラそうに意見してゴメンナサイ。
(他にも安浪さんの本を複数購入していますので、お許しを(笑))
最後のまとめで、「敗因分析」を求める母親に対し、安浪さんが「Cちゃんは全力でがんばりました。あのときああすればよかった、という点は1つもありません」と言い切っている体験談がでてきていました。
「中学受験=子どもの成長」と捉えると、このご家庭は、本当に素晴らしい挑戦ができたと言えるんじゃないでしょうか。
我が家も約10ケ月後に、どのような結果が待っているのかわかりませんが、結果はどうあれ「中学受験に挑戦してよかった」と思える受験にしたい!
今後も、親が「熱心すぎる」状態にならないように気を付けながら、👧をサポートしていきます!
ということで、本日もご清聴ありがとうございましたm(__)m
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