9連休でゆっくりできると思っていたゴールデンウィークも、早いものであと2日か~
昨年の今頃は、毎日日能研に通っていたような。
1年前からのあまりの変わりようが、少し懐かしいです。
(👧は、二度と戻りたくないと言っております(笑))
戻らなくていいので、昨年の10分の1くらいは、勉強して下さいね~
ということで、週刊ダイヤモンドの中学受験特集号批評(ほぼ批判ともいう(笑))の第三回は、『「絶対合格の塾」の選び方』です。
我らが日能研が、どんな風に評価されているのか、ひじょ~~~~に気になります。
(SやWを褒めて、日能研を悪く言ってそうと勝手に事前予想していましたが、どうだったのか)
まず、首都圏21塾の「合格力」ランキングが出ています。
ランキングの基礎となる「合格力」とは、
- 合格力=合格者(塾生1人当たり)平均偏差値=学校偏差値×当該学校合格者数÷塾の合格者総数
らしいです。
超ざっくりの理解としては、「その塾の生徒が合格した学校の平均偏差値」ってことですね。
ただ、これだと、塾生が少ないと、ちょっとしたことで数値変わりますよね(笑)
ランキング2,3位は、希学園(在籍者数141人)とエルカミノ(同119人)ですが、塾についていけないお子さんが数人退塾しただけで、平均偏差値が上がって、1位になるんじゃないでしょうか(笑)
(決して、上記の塾を否定している訳ではなく、ランキングの仕方にイチャモンつけています(笑))
ちなみに、1位はS(合格力58)、日能研は9位タイ(合格力50)でした。
なんとなくの感覚としては、違和感ないですね。
合格者数数千人規模であれば、多少人数変わっても誤差の範囲でしょうから、大手塾については参考にはなるかと。
なので、SAPIXの実績は素晴らしいですよね。(優秀層を集めて、しっかりと合格させているという意味で)
ただ、日能研は、そもそもの入塾層がSとは違います。
私は、日能研には、難関校~一般校まで幅広い層に対応できるという、Sとは違った魅力があると考えおります!
次に「中学を偏差値で7段階に分けて、どの塾がどのレベルの学校にどれだけ合格しているか」についての表がでていますが、これは非常に参考になるように思います。
(ここでの偏差値は、日能研や四谷のものと考えていいはず)
日能研は、難関校(偏差値60~64)が14%、上位校(同56~59)が17%、中堅校(同51~55)が15%で、この層で全体の46%を占めています。
あと、中位校(同46~50)が13%、一般校(同40~45)が24%です。
この5つの段階で83%ですので、どんな学校にも対応していると言えると思います。
(もう少し超難関校(同65以上)の比率(5%)も増えるといいね(笑))
これが、Sだとですね~
超難関校20%、難関校35%、上位校20%となり、ここまでで75%を占めています。
優秀層を集めて合格につなげているかを示していると思います。
最難関校にチャレンジできるだけのポテンシャルがあるお子さんは、Sが第一の選択肢になりますよね~
お子さんが、「どのあたりの学校を目指しているのか、どのくらいのポテンシャルがあるのか」を含めて、塾選びをする際の参考には役立つ内容です。
ただ、小4でどのくらいのポテンシャルがあるか、見極められるのか?っていう話はあります(笑)
我が家の👧は、超難関校レベルではなかった(そもそも中学受験させるつもりもなかった)ので、日能研が合っていました!
続いて、「首都圏+茨城県のの有名中高一貫校における主要塾の合格者数」の一覧表がまとめられています。
「有名」の定義がよくわからないですが。。(イチャモンばかりでスミマセン(笑))
日能研は、超難関校、難関校、上位校、中堅校と、すべての区分で2022年と比較して「微減」ですね。
合格者総数は、ほぼ横ばい~少し減ってる?ようなので、まあ妥当な結果なのかな。
Sは、最難関校、難関校は「微増」、上位校は「増」って感じでしょうか。
ただ、合格者総数がかなり増加していることからすると、もっと増えていてもいいのにねと思ってしまいました~
次に各塾の傾向がでていて、面白いな~と思ったのが「塾別合格者数上位校ランキング」です。
(なんでもランキングってつければいいと思っていませんか?(笑))
各塾の合格者数10位までの学校の都県、偏差値帯を見てみると・・・
都県別 | 偏差値帯 | |
日能研 | 埼玉10! | 最難関校1/上位校4/一般校5 |
四谷大塚 | 東京1/埼玉6/千葉3 | 最難関校2/難関校2/上位校5/中堅校1 |
SAPIX | 東京4/埼玉3/千葉3 | 最難関校4/難関校2/上位校4 |
日能研は、合格者数10までの学校は、すべて埼玉です。
しっかりと1月の埼玉受験で、合格をとった上で、東京入試に挑もうって方針なんでしょうか。
我が家も正にこのまんまでして、埼玉受験で第二志望校に合格し、東京は第一志望校しか受験しませんでした。
日能研の考えどおりに誘導されたか?(笑)
偏差値帯も、日能研のボリュームゾーンの上位校と一般校で9校を占めています。
これと比較すると、Yはバランス型、Sは東京×最難関校目標型って感じでしょうか。
勝手な妄想で、Yは日能研と似ているのかな~と思っていたのですが、地域や偏差値帯どちらもバランスとれていますね。これは予想外でした。
一方のSは、予想通り。特段コメントありません(笑)
あと、合格者数200人以上の学校数は、日能研13校、Y10校、S21校でした。
この学校数が多いと、特定の学校に強く、少ないと幅広い学校に合格していると言えるかと。
これに偏差値帯を合わせてみてみると、こうなります↓
合格者200人 以上の学校 | 偏差値帯 | |
日能研 | 13校 | 最難関校1/上位校4/中堅校1/一般校4/下位校2 |
四谷大塚 | 10校 | 最難関校2/難関校2/上位校5/中堅校1 |
SAPIX | 20校 | 最難関校9/難関校4/上位校6/中堅校1 |
日能研と四谷大塚は、幅広い分布ですが、偏差値帯ではYがやや難関寄りですね。
SAPIXは、20校中最難関校が9校も占めていることに驚きました!
こんなにスゴイのね。S恐るべし!!
好きなようにツラツラと書いていたら、あまりに長くなってしまったので、そろそろ〆ます。
〆は、小川大介さんと西村則康さんの対談です。(低学年からの塾選びを中心にした対談)
この対談で、お二人が述べていることには、共感することが非常に多かったです!
以下の点が、自分の価値観と合致していた点です。
- 低学年の子供を塾に入れれば成績が伸びる、能力が高まるという因果関係は成立しない
- 低学年の子どもに必要なのは、学習ではなく生活習慣である
- 低学年での先取り型の学習は効果がない
「ですよね~」と共感しながら読み進めましたが、最後のこの言葉に痛いところを突かれました(笑)
「親自身の人の成長やわが子の成長に対する方針、哲学、軸となる考えを掘り下げなければいけない」
私は、結局のところ、目先のテスト結果に左右されてしまった部分も大きかったので、反省させられてました~(今更遅い(笑))
でも、👧の人生は始まったばかりでもあるので、肝に銘じたいと思います!
本日も、ご清聴ありがとうございました<(_ _)>
いつも拙いブログを読んで頂き、ありがとうございます。
沢山の方から、いいね!やコメントを頂き、嬉しいです。
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