我が家は、父母とも中学受験未経験であったため、本当に基礎知識が不足していました。
なので、書籍やネットなどで、色々と情報を集め、やっとこさ一般レベルになったという感じです。
そこで、中学受験超初心者の頃に、読んだ本を振り返り、そこから学んだことを整理したいという思いと、私と同じような方に少しでも役立てばいいなという気持ちで書いていきます。
(あくまで、私と同じ超初心者向けなので、「そんなの常識だろ!」というツッコミはご遠慮ください!)
栄えある第1回は「中学受験基本のキ!」です。
参考になったは以下のとおりです。
- 参考になった点①:4大塾を様々な視点で比較しており、特徴がよくわかった。
- 参考になった点②:小4~小6までのフェーズごとに”やるべきこと”が示されていた。
- 参考になった点③:入試問題のタイプが似通った中学のグループがあることがわかった。
それでは、ひとつひとつをもう少し詳しく見ていきましょう。
参考点①:4大塾の比較
第2章で、4大塾の比較がされており、中学受験をしようか、少し考え始めたくらいの方~そこそこ情報収集している方にも、役立つ情報がわかりやすくまとめられていると思います。
SAPIXは御三家に強く、テキストも上位層向けのため、中位層以下の子どもには厳しい。一方、日能研は間口が広く、中堅校に強い。宿題は少なめで、何度もじっくりと考えさせるとか。四谷大塚は、テキストの完成度が高い。早稲アカは、学習量・繰り返し学習を重視する。などなど。
また、学年ごとの時間割・カリキュラム・受講料(←一番気になってしまう)も記載されています。
ここを読めば、それぞれのお子さんの特長を踏まえ、自分の子どもに合う塾をきっと見つけられると思います。
ちなみに、👧は、日能研が一番合っているなと思いました(偶然そうなっただけですが)。
その理由として、入塾前の👧の状況は、そもそも中学受験をしようと思っていなかったので、小学校の勉強以外、何もさせておらず、準備不足であったこと。また、本質的な理解に時間がかかる傾向があること、などなど。
上記のような👧に、日能研の進度が他塾よりゆっくり&じっくりと理解させようとする教育方針はちょうどよく、戸惑わずについていくことができました。また、中堅校がボリュームゾーンとはいえ、トップレベルまで目指すこともできる点も、👧にとってはベストであったと感じています。
参考点②:小4~小6までのフェーズごとの対策
第3章では、小4~小6の期間の学習について、「平日と週末」の家庭学習のやり方、季節ごとの講習のカリキュラム・特徴・学習のポイント、「夏休み明け~秋」「秋~冬休み」「受験直前」のフェーズごとの対策がまとめられています。
例えば、直前に迫った冬休みの時期(小4~小5)には、「次の学年を意識した対策」が重要とのこと。
具体的には、冬休みが終わった時に「何ができるようになっていたいか?」「どのくらいできるようになっていたいか?」という目標を明確にするようアドバイスされています。
我が家は、👧の苦手な平面図形・特殊算あたりを集中的に取り組んで、「少し実力ついた気がする」くらいに持っていきたいと思っています!
一方、やや違和感を抱いたのは、「一つでも上のクラスを目指していかなければなりません」という点ですかね。
日能研偏差値55以上を目指すなら、下位クラス(たぶんAクラスのこと)では、合格は難しいとも書かれています。
ほんとかな~。正直、ここは同意できないです。
大切なのは、「実力(特に算数)に合ったクラスで、授業内容を理解した上で、演習を行い、積み重ねていくこと」だと思うのです。
上のクラスを目標に頑張るのはいいですが、理解不足のまま、そのクラスに居続けるのは害のほうが大きいです。
現実に👧の校舎でも、Aクラスから偏差値55以上の中学に合格してますしね。
参考点③:入試問題のタイプの違い
第4章では、御三家や早慶付属校の校風や問題傾向について、記載がありましが、我が家には縁のない話なので、省略。。
第5章は、偏差値帯ごとの併願パターンがメインなのですが、当時は、そこにそこまでの関心はなく、
一番参考になったのは、入試問題のタイプについてまとめられた部分でした。
入試問題が主に「知識の量」重視か、「思考力・試行錯誤力」重視か?
女子でいうと、「知識の量」寄りが、女子学院や慶応中等部、「思考力」寄りが、桜蔭、渋幕、学習院女子など。その中間に、豊島岡、早実、鷗友などがあげられています。
なるべく、同じ傾向の中学を受験すべきというのは、納得感がありました。
ここをスタートにさらに問題傾向を調べて(当然他の要素もなりますが)、現在の志望校に辿り着いています。
割かれているページは少ないですが、非常に参考になりました!
以上が、通塾当初のころに、中学受験について、初めて読んだ書籍の感想でした。
これ以降、色々と関連本を読み漁りましたので、またの機会に参考になった本をご紹介させて頂きます!
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