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中学受験について学んだ本④「中学受験の親たちへ(大和書房)」(2/2)

中学受験について、知識ゼロだった私が、読んでみて、価値を感じた本のご紹介。

意外と長くなってしまい、まさかの2回に分かれることとなりました。

ちなみに、前回の記事はこちら↓

中学受験について学んだ本④「中学受験の親たちへ(大和書房)」(1/2)
転勤の正式な内示があったのが、3月末だったため、未だに引っ越しも終わらず、新旧の職場を行き来し、引継ぎをしています。 そろそろ移動に疲れてきましたが、あと1週間もすれば、さすがに一段落するので、もうひと頑張りいたします。 こんな状況なので、...

原因は、「迷信」の多さです。(笑)

ではでは、早速、後半の「迷信」への勝手な意見を述べていきます!

(仕事のストレスもあり、やや辛口かもしれませんが、お許しを!)

まずは、残りの「迷信」を一気に行きます!!


・迷信11:塾に通わないと合格できない

・迷信12:低学年から塾に入らないと遅れをとる

・迷信13:塾の宿題は全部こなさないと合格できない

・迷信14:子どもと相性のいい塾はどこかにある

・迷信15:志望校は模試の偏差値で決める

・迷信16:偏差値が高い学校ほど”いい学校”だ

・迷信17:我が子にベストな学校がどこかにある

・迷信18:これからの学校の使命はグローバル人材の育成だ

・迷信19:男女共同参画社会では男女共学校が当たり前だ

・迷信20:文化祭や体育祭で実際の生徒たちの様子がわかる

・迷信21:共働きの親ははっきり言って不利である

・迷信22:小学生の算数くらい、親が見られるでしょう

・迷信23:カンニングしている我が子は「ダメな子」だ

・迷信24:中学受験が教育虐待の原因になっている

・迷信25:イクメンは中学受験でも活躍する

・迷信26:きっとどこかに子どものやる気スイッチがある

後半の16コの迷信の中で、違和感を思えたのは、3つでした。

ただ、それぞれの迷信ごとお二人の解説を読むと、それなりに納得感もあるのですが。。

では、ひとつひとつ見ていきます。

・迷信11:塾に通わないと合格できない

そりゃ、塾に通わないと合格できないでしょ~

塾並みの指導ができる親なんて、どこにいるのよ。(能力的にも、時間的にも)

子どもも、親から教えられても、反抗したりしますしね。

現実には絶対といっていいくらい、あり得ません!

ただ、安浪先生の言っているのは、「塾に通わなくても、家庭教師を活用することで、合格できる」ということでした。

まあ、それはあり得るけど、やや屁理屈に感じるのは、私だけ?(笑)

塾並みに家庭教師を頼んだら、コストがどのくらいかかるのでしょう?

一握りのお金持ちにしか通用しない理論と勝手に認定致します!

(安浪先生が家庭教師であるのも影響してますよね。)

・迷信15:志望校は模試の偏差値で決める

偏差値は、かなり大きな決定要因にならざるを得ないでしょ。

ただ、「模試の偏差値のみで決める」というのは、迷信でしょうが、今時こんな方はほぼいないと想像します。

ここでの安浪先生は、そもそもの偏差値の意味について、説明しています。

首都圏模試とサピックスの模試では、同じ中学の偏差値が20も違うとか。

中学受験と高校受験の偏差値50は違うとか。

こんな初歩的なことは、ド素人の私でも理解していますので、なんか的外れに思えました。

あと、志望校の決定は、模試の偏差値より、過去問の出来で判断しろとのこと。

もちろん、「過去問との相性は考慮すべき」とは思いますが、ここまで言い切れるのかなあ。

私の尊敬するAkira先生は、過去問より偏差値重視派で、私もこちらの意見に近いんですよね。

まあ、この辺は考え方の違いって感じですね。(←雑にまとめた)

・迷信21:共働きの親ははっきり言って不利である

これは、不利な点が多いですよね。

我が家の👩は、フルタイムではないですが、仕事しています。

なので、私が単身赴任の期間、👧の塾のお弁当や送り迎えなど、本当に大変そうでした。

もし、フルタイムで働いていたら、ほとんど支援ができなくなるんじゃないでしょうか?

学校から帰ってきてからも、親は家におらず、子ども任せになるので、余程自立していないと、ダラダラすごしちゃったりしますよね。(まだ子供だから仕方ないですよね)

「専業主婦・主夫のご家庭、共働きのご家庭それぞれに事情があり、どちらが有利・不利というのはありません」って、一般論言われてもね・・・

私の意見としては、「共働きだと不利な点は多いが、それだけでは決まらない」って感じです。


以上が、「迷信」への勝手な意見でした~

合計してみると、おおたさんの「迷信」には、賛同11・違和感2、安浪さんの「迷信」には、賛同9・違和感4という結果でした。

安浪さん、ド素人が、エラそうに意見してゴメンナサイ。

(他にも安浪さんの本を複数購入していますので、お許しを(笑))

最後のまとめで、「敗因分析」を求める母親に対し、安浪さんが「Cちゃんは全力でがんばりました。あのときああすればよかった、という点は1つもありません」と言い切っている体験談がでてきていました。

「中学受験=子どもの成長」と捉えると、このご家庭は、本当に素晴らしい挑戦ができたと言えるんじゃないでしょうか。

我が家も約10ケ月後に、どのような結果が待っているのかわかりませんが、結果はどうあれ「中学受験に挑戦してよかった」と思える受験にしたい!

今後も、親が「熱心すぎる」状態にならないように気を付けながら、👧をサポートしていきます!

ということで、本日もご清聴ありがとうございましたm(__)m



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Silence Suzuo

歴史や競馬好きの40代サラリーマンです。 娘の希望のままに、まったくわからない中学受験に参加。 2023年の受験を目指して、都内の関東系Mクラスで奮闘中。 そこに、単身赴任も重なり、どうなることやら。

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